結局、やってみたこと(体験したこと)しかできるようにならない気がする・・・

 今年のガスバーナーの授業では、某youtuberのガスバーナーの使い方動画で学んでから実際にテストをしてもらいました。その結果、実際にできた生徒はいませんでした(笑)。やはり練習が必要でした。

某youtuberのガスバーナーの使い方

 そこで気付いたことは、やってみたこと(=体験したこと)しかできるようにならないのでは?ということです。

 例えば、動画でガスバーナーの使い方を学習したら、ガスバーナーの使い方を説明できるようにはなります(=テストや問題集で答えられる)。ただ、実際に使ってみようとすると、できる人って少ないんじゃないかな?と思いました。

勉強するとテストはできる

 なんでか考えてみると、火やガスという危険なものに気を配りながら(脳)、手順を守りつつ(脳)、ガスバーナーを操作するために体や手足を同時に動かす必要があるからです。つまり、人は脳だけでなく、体のいろいろな箇所を動かさなくてはいけなくなるのです。なので実際にやってみないとできるようにはならない!のではないでしょうか。

体験するとできるようになる

 本当に、やってみたこと(=体験したこと)しかできるようにならないのであれば、使える技術や能力を身に付けようと思うと、まずはやってみよう!が大切ということですね。

 さらに一歩進んで考えると、限られた時間の中で最大の成果を出そうと思うと、いつ・どこで動画などを使って学習して、いつ・どこで実際に体験するのか?ということを考えながら学習する必要があるんだろうなと思いました。